制作の日々、出店レポート、革のこと。 ブランドの裏側を少しだけ

2026/03/03 12:40

みなさん、こんにちは。
台湾出身のバッグデザイナー syu_uiii です。

ご存知ですか?
明後日3月5日は最強の開運日らしいです。

この日にお財布を新調して使い始めると、
金運が良いと言われているそうです。

先日サンビルに出店したとき、
常連のお客さまに教えていただいて、初めて知りました。

でも今日は、お財布の話ではなく、バッグの話です。

写真の hobobag は、
出店するたびによく手に取っていただく商品です。

「この形、なかなか見ないですね」
「使い勝手が良さそう」
「革の表面がすごくきめ細かいですね」

そんな言葉をたくさんいただきます。

とても嬉しい瞬間です。

ただ、金額を見ると驚かれる方がほとんどで、
「なぜこんなに高いのですか?」と
ご質問いただくこともあります。

今日は、その理由のひとつ。
素材について少しお話しさせてください。

このバッグには、
ドイツ・ペリンガー社の
スイフトカーフレザーを使用しています。

きめ細かく、しなやかで、弾力のある革です。

もちろん、
もう少しランクを下げれば似たような革はあります。
実際、ブランド初期の頃は試作もしました。

でも、仕上がりの雰囲気が違いました。

表面に銀浮きが出やすかったり、
内縫いでひっくり返したときに
シワが出たり、形が崩れたり。

de’syu のバッグは、
2枚の革を裏で縫い合わせ、
最後に表へひっくり返す構造が多いです。

この工程で、革の質がはっきり分かります。

本当に良い革は、
無理に整えなくても自然に立ち上がる。

袋物や曲線の多いデザインでも、
美しいフォルムが保てる理由はそこにあります。

価格が張るのは、
その素材を選んでいるからです。

見た目だけでなく、
作りの工程に耐えられる革を選ぶこと。

イベントでは小物もバッグもすべて陳列しています。
触っていただいても、実際にかけていただいても大丈夫です。

革の違いは、ぜひ実物で。

そして今週末、
3月8日(日)は東別院暮らしの朝市に出店します。

春の空気の中で、
お会いできたら嬉しいです。

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   ・形の理屈も・   ・仕上げの精度も・

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